まだまだクーラーが必要な暑さもあるなか、ふと秋の気配も感じる今日のこの頃。
先日那須高原は10度だったらしいニュースを実母が話していて、たぶんそれはわが別宅よりも標高がもっと高いところなんだろうよと思いながらも、あぁ別宅もきっと涼しかろう、あの邸で感じる春夏秋冬はどんな風だろうかと思い巡らしております。
さて。
この2年ほどはキャンプ記事の更新もままならないまま時が過ぎ、けっこうな数が溜まっているのですが、とりあえず今年のわが家の娯楽と言えばキャンプよりも温泉宿でのんびり過ごすことが多く、せっかくなのでお気に入りの場所やお宿をご紹介できたらと思い、キャンプ記事は後回しに旅のレポをいくつかまとめておきたいと思います。
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まずは、今年の6月下旬に実母を連れて栃木のとある素敵な場所を訪れた際のお話です。
毎年訪れるお気に入りの定宿、栃木県は塩原温泉郷にある『湯の花荘』さんのご紹介からいきたいと思います。
公式HP『割烹旅館 湯の花荘』
https://www.yunohanaso.co.jp/
眼下を流れる箒川を眺めながら、お部屋にある源泉掛け流しの露天風呂につかるのが最高に癒しであるこのお宿。
全12室の小ぢんまりとしたお宿なこともあり大浴場はいつもほぼ貸し切り状態で、お部屋の専用露天風呂とともに、このご時世、快適に贅沢に温泉を楽しむことができます。
いつ来ても最高のお宿で、源泉掛け流しの温泉は最高に気持ちが良いし、数年前にリニューアルされたお部屋も居心地がよく快適だし、娘が赤ちゃんの頃からのお付き合いの仲居さんたちがいつも温かく迎えてくれるし、こちらへ来ると「ああ、帰ってきたなぁ」という安心感があります。
そして、割烹旅館と謳うからには、お料理もいつも美味しくて間違いなし。
訪れる季節ごとに、どんな食材が出るか楽しみにしています。
この時はまだ6月でしたので、川魚は岩魚。
いついただいても甘くて美味です。
今はきっと献立に鮎が出ているのでしょうか。
さて。
今回は温泉を楽しむ以外にも、とても素敵な場所を見つけまして…
それが、日光市の『上三依水生植物園』。
鬼怒川温泉から川治温泉や湯西川温泉を通って会津へと結ぶ野岩鉄道の駅の一つ「上三依塩原温泉口駅」のすぐそばにある日光市営の植物園です。
『湯の花荘』さんからだと車で20分ほどでしょうか。
母が一度行ってみたいと言うので行くことにしたのですが、公式HPがかなり時代を感じさせる作りだったので、正直植物園自体の運営や管理もどの程度なのかしらと半信半疑で訪れました。
母のお目当ての「ヒマヤラの青いケシ」。
入り口を入ってすぐに咲いていました。
これさえ見れれば十分と思いつつ広い園内を進んでみれば、様々な山野草や花々が植えられ見応えたっぷりで少し驚きました。
九輪草が咲いていて、母は大喜び。
盛りの時期は少し過ぎてしまっていたようですが、それでも十分楽しめました。
こちらは黄色い九輪草。
ピンク色のものよりもまだまだ楽しめて、見事な花畑を披露してくれていました。
ルピナス。
“昇り藤”の別名のごとく、花盛りの藤の花を思わせます。
見ごろのルピナスは九輪草とともに、ひと際華やかに存在感を放っていました。
こちらは奥がルピナス、手前が…何だったかな(笑)
こちらも同じく。
花盛りのヤマボウシ。
丁字草(チョウジソウ)。
淡い水色の星形の花がかわいらしいです。
高山性の多年草、ゲラニウム。
白くて可愛らしくて、個人的にはかなりお気に入り。
キスゲは咲き終わりで、かろうじて咲いていたものを写真におさめてきました。
苧環(オダマキ)は、園のあちこちで咲いていました。
名前と佇まいが小粋な感じで好きな花のひとつです。
黄菖蒲。アヤメ?菖蒲?迷いましたが、たしか黄菖蒲。
最後は桔梗。
青紫色が代表かと思いますが、白い桔梗がたくさん咲いていました。
散策路からだと花にそっぽを向かれたような向きで咲いていたのですが、裏側がなんとも可愛らしいなぁと。
白色に緑色の星形の萼が映えて可愛いのです。
他にも様々な花が咲いていましたが、この辺で。
最後に・・・
ここからは閲覧注意。
苦手な方は、絶対にご遠慮ください。
生き物ニガテ、小さい(生)物ニガテ、トライポフォビアの方などなど。
ここから先はスクロールしないようにご注意ください。
園内の池に、オタマジャクシちゃんが無数おりました。
もう絶叫レベルの数で。
※※これより閲覧ご注意願います※※
”ムツゴロウさん”か”さかなクン”かという、生き物大好きわが娘(小6)は大興奮の大喜びで大はしゃぎでした・・・!笑笑笑
ゾワゾワしつつも、わたしも平気で写真を撮ってまいりました。(触ってもきた)
わかりますか?
これ全部、オタマジャクシちゃん。
浅瀬に避難していないと池のお魚のエサになっちゃうようで、とんでもない数が集まっていました。
今頃はさぞ立派な大人(カエル)になっていることでしょうね。